アルコールや薬物、ギャンブルなど、今、依存症は社会問題として取り上げられるようになりました。依存症に苦しむ女性も増加しています。このような社会背景を受け、2014年6月奈良県橿原市に、日本で初めて治療共同体メソッドに基づいた、女性専用依存症回復支援施設『フラワーガーデン』を設立いたしました。ワンネスグループは依存症回復のエキスパート集団です。依存症から必ず回復できると確信し、スタッフや仲間が全力でサポートしています。
2014年6月に開設された『FLOWER GARDEN(フラワーガーデン)』は、
依存症回復のエキスパート、ワンネスグループが運営しています。
『FLOWER GARDEN』は女性スタッフを中心にした、安心できる環境です。
病気の自分をかわいそうと思うのではなく、回復の過程で女性らしさ、人間らしさを引き出して、
もう一度自分を好きになれるようサポートする、愛があふれる場所です。
治療につながりにくい女性にも、回復の場があることを知ってください。
私たちは、依存症治療の先進国である欧米で、治療共同体メソッドという方法を学んでいます。
入所から退所まで段階的にリハビリを行い、
それぞれの進捗にあったプランを検討して、プログラムを提供します。
依存症からの回復のなかで、それぞれの方ができることを伸ばしていける共同体を目指しています。
『FLOWER GARDEN』では、クライアントは共同生活を送ります。
基本的な生活を送るホームから、毎日、『FLOWER GARDEN』へ通って、学びの時間を過ごします。
食事や掃除は当番制。依存症からの回復を目指す人たちと生活をするなかで、
仲間への信頼感や自分への自信を取り戻せるようサポートします。
「インタベンション(Intervention)」には、間に入ること、介入すること、調停、仲裁、干渉という意味があります。依存症先進国であるアメリカでは、「インタベンション」が一般的におこなわれ、介入をおこなう「インタベンショニスト」の多くも「依存症」からの回復が行っています。
現在では世界各国にも取り入れられ、「依存症者」に回復への道を促すもっとも効果的な方法として広まりつつあります。その最大の利点は、早期発見、早期回復です。
「依存症」からの回復には、よく「底つき体験が必要」といわれます。「底つき体験」とは、「依存症」の苦しみが限界に達し、本人自らが「依存対象をやめる以外道はない」と思える体験をすることで、治療のスタートラインに立つためのターニングポイントといわれています。